'06ガッカリーナ5月の日記 |
5/1(月) 中潮 曇りのち晴れ黄砂 気温15.8-28.2℃ 水位119-116-119cm 水温14.2-14.9-15.9℃
不快指数の高い一日でした...。南西の乾いた熱風が終日吹き続けて、気温はみるみる上昇...。福井県は今年初めて夏日を記録しました...。
表日本では真夏日を記録した所も相次いだようです。暑さだけならまだしも黄砂を大量に含んだ大気が風とともに吹き込んできて、鼻はムズムズするわ喉はいがらっぽくなるわ咳は出るわ体じゅうがカサカサして痒くなるわ...。お店のカウンターや机やOA器機廻りは 拭いても拭いてもザラザラで...。も〜不快で不快でたまりませんでした...。
早朝の川廻りに見た九頭竜は 昨日一昨日とくらべてやや濁りが入ってきた感じもしましたけど、特別釣れないようなふいんきではなかったのですが 昨日に引き続いて何事もなかったようです...。
不快指数極まりない中、某スタメンD氏が 支流に浮気して良型のアマゴで遊んできた画像を見せて貰ったのですが、清流に身を任せる綺麗な朱点を目にし少し癒された気分になりました。ありがとうございました〜♪
『ムムー...ビミョー...。』 『アマゴ27cmと22cm 綺麗ですね〜♪』
5/2(火) 中潮 雨風雷のち曇りさぶい 気温9.0℃-18.4℃ 水位167-170-171cm 水温16.6-15.6-13.7℃
ウダるような暑さだった昨日とは手のひらを返したように、最高気温が10℃近くも下がって寒い寒い一日でした...。なにやら上空に寒気が入ってきたとかどーとかで、
ここ最近のお天気で吸い上げられていた水蒸気が一気に冷えて落ってきたようで、夜半過ぎから雨模様...。前線が通った夜明け前には雷混じりの
cats and dogs...。
お陰でこの連休からサクラマスに代わって当店の収益の主力となる【鷹巣沖のマダイ釣り】も予想を上回る大荒れのせいで 渡船店もお客さんも最悪の全船港より引き返し払い戻しの憂き目に遭いました...。orz
もちろん川はゴンゴンンになってしまって、あの石丸さんのブログでお約束の雑炊ネタがすかっとさわやかに決まったということでした...。
5/3(水) 小潮 晴れ一時曇りdemoさぶい 気温7.4-15.0℃ 水位139-122-108cm 水温11.5-12.1-13.6℃
今日は晴れましたが昨日より寒く感じる一日でした...。川廻り時に見た濁りは昨日とほとんど同じ釣れるか釣れないかビミョーなところ...。下流域は茶色が混じってきてました...(ノД`)゜水位は落ちてきましたが、上流域を攻めるには まだ少し高めの水位でした。
朝から夕方までは冷たい北風が強かったですが、今日からやっとこさ【鯛の店】らしいふいんきになってきて、お昼過ぎと夜7時過ぎには鯛関連のお客様や鯛が入り乱れて大わらわになるので、
その中に紛れ込んでおられた早朝から頑張り倒したのにコツもカツもなぁもなくスーパーガッカリーナしちゃったサクラマス関連のお客様に『今日、釣れましたかぁ?(¬¬)』と聞かれて 『イパーイ釣れましたよ!!70,80cmが目白押しっつよっつ!!(≧∀≦)/』って答えちゃってひっくり返らせちゃったりしました...。(^^;)
同じ様な現象は【お宅の○×△どーしました関連の電話】でも現れまして、『もしもし今日はどーでしたぁ?(¬¬)』に『27匹キター━(゚∀゚)━! 』『....。( ̄□ ̄;)!! 』と答えたりしました!!(こっちはネタでつ...m(_ _)m)
諸々の鯛関連行事で右往左往しる僕たちとなんとかコンタクトし、懸命にサクラの話題を試みるお客さんに馬耳東風....。『(´_ゝ`)フーン...。』とか『(゚Д゚)ハァ?』とか、めっぽう失礼な応対に終始したことを この場を借りまして深くお詫び申し上げます...m(_ _)m
思い起こせば上流付近で2人で3×( ゚д゚)ポカーンをやってんた方がいらっしゃったような気がしましたが、あの石丸さんも一切ブログでは触れておられませんでした...。
『まだ緑色してる...。』 『こうなるときぶしいかな...。(´д`lll)』 『皆さんも完全ふかせにチャレンジしませんか?(^^)』
5/4(木) 小潮 五月晴れ 気温7.9-25.5℃ 水位115-109-99cm 水温12.8-14.6-16.0℃
今日は正真正銘の五月晴れ〜♪ やっと5月らしい陽気になりました!! 爽やかな朝日を浴びていつもの川廻り!! 県大正門正面から医大へ抜ける>花水木の並木通りは 僕のお気に入りの風景...。ただ道路に未回収の生ゴミが散乱してたのが興ざめでした...。鳴鹿大堰の流れ込みは昨日と同じ様でしたが、気持ち透明度が増してきたように見えました。
お天気も良いし海も凪ぎ、川も回復気配...。全力で釣具店するには絶好の日和でしたが...。とんでもない落とし穴が待っていました。なんと急に僕の声が出なくなってしまったのです...。お店に戻った後、うがいをしたり喉飴を舐めたりしましたが改善するどころか、ますます声が出なくなって来てしまいました...。
高い声をだそうとすると、弱く低くか細い...死にそうなお爺さんみたいな小さいしゃがれ声しか出ません...。
低く野太いどっかの事務所のニサーンみたいな声ならわりと音量が出ますが長続きしません...。 原因は不明。休日だし忙しいのでお医者に行くことも叶わず途方に暮れながらも就業開始...。
しかし精一杯叫んでも半径2mぐらいまでしか届かないようで 懸命に呼び掛けているのに、石丸さんもエスキモー♀も振り向いてもくれず遠くへ行ってしまうこともしばしば...。手や壁を叩いて振り向かせ 用件を伝えようとしても声が途切れ途切れで『.....。(´_ゝ`)フーン...。』とか『....。(゚Д゚)ハァ?』みたいな対応をされてしまいます...。
聞き苦しいことおびただしいのに違いないので なるべく喋らないようにしたいのですが【鯛予約関連電話】の応対は僕にしかできないので電話にはゼターイ出なくてはなりません....。死にそうなジサーン声では通話相手にサパーリ聞こえないようなので、しかたなくニサーンの声で電話に出ることになります。
『はい..。越前です。( ゚Д゚#)ゴルア 』 どーみても機嫌の悪そうなニサーン声で電話に出るため、いつもはタメ口の毎度のお客さんが『毎度ぉ...。?? ぅぉ?オ..オキアミ出してください...。??』と丁寧な口調になってしまって恐縮でした...m(_ _)m 更に話の途中からいきなりニサーン声からジサーン声に変わったりしるので、こちらも『....。(゚Д゚)ハァ?』
って感じのふいんきが受話器からひしひしと伝わってきて更に恐縮しました...。
電話以外は極力さべらずに引き籠もっていたかったのですが、そーしてるとカウンター廻りが、【だんまりり比べ大会】になってしまい、まるでお通夜のような気まずいふいんきに包み込まれてしまうため、やむなく出て行って会話をつなごうと声を振り絞ってさべるのですが、この声では場を盛り上げるどころか盛り下げてしまうので口惜しかったです...orz
サクラマス関連の情報は えち鉄下流右岸で夢の跡が一枚釣れただけだったそうです...。
『幾分か透明感が...。』 『この風景が好きです!』
5/5(金) 小潮 薄曇一時晴 気温15.3-28.1℃ 水位114-107-106cm 水温15.3-16.9-17.7℃
五月晴れというには薄雲の張る日和でしたが、今日も釣具店するにはもってこいのお天気でした。しかし昨日にも増して声は出ず、苦しさが募る一日でした。昨晩、喉に塩湿布を巻いて寝たのですが効き目はなかったようでした...。
お医者の診断を受けてないので原因は判りませんが おそらく5/1の黄砂のせいじゃないかな? と素人判断しました。
...っというのは【黄砂 喉 声が出ない】で検索を掛けてみたところ、似たような症状を訴える方々のブログ日記がゾロゾロ出てきましたもので...。
もともとアレルギー体質(杉花粉・ネコ毛・ハウスダスト→+3前後,牡蠣→死)なもので、
加えて連日の早朝6時〜夜9時過ぎまでの釣具店業の疲れとストレスと生来の虚弱体質が引き金となり黄砂をアレルゲンとして免疫反応が起こり、喉に何らかの悪影響を与えたのでわ? という結論に達しました。結果 当面の対策として【マスク着用】をケテーイし、いつも通りの早朝の川廻りからの通常業務に就きました。
久方ぶりに五松橋下流右岸の川べりに立ち、黙々と竿を振るアングラーをバックに、昨日より更に透明感の増した流れを撮りました...。高屋橋の流れも緑色を帯びておりサクラマスの釣果が出るのには なぁも問題のない九頭竜に見えました。そのことを3日振りに舞い戻ってきたスタメンD氏に伝えたのですが【鯛の完全ふかせ】しか眼中にないとのことでした。
お店に戻ってからは 例のジサーン声を振り絞って懸命に釣具店しましたが...閉店間際には身も心も疲れ果てたので、いつもより5分ほど早引きしました...。サクラマスは音沙汰無しだったようです...。
P.S この日PM1:30に高屋護岸で一匹上がったと後で判りました。
『あー早くサクラしてぇ〜...。』『第一チェックポイント・・・。誰もえん...。』 『良く釣れてそうだけど おっぜえ船もいるざ...。』
5/6(土) 小潮 晴れのち曇りのち雨 気温14.6-26.5℃ 水位120-117-113cm 水温17.1-18.0-18.0℃
昨日5分ほど早引きして夕食に"どん兵衛"を食べて夜中零時半に寝て朝5時半に叩き起こされたせいか【マスク着用】が功を奏したのか、今日はなぜか起きたら突然声が出るようになってました〜━(゚∀゚)━! まだ出力は60%ぐらいですが昨日,一昨日とは雲泥の差です!! 早朝の川廻り時には鼻歌も出ました〜♪
今朝の九頭竜は水位がやや上がったせいか、昨日より白く濁ってました。おそらく雪シロだと思いました。昨日はおっぜかったけど5/1には見事アマゴを釣ってみえたD氏によると、『支流の下から一つ目の堰堤に行っただけなのに まだ雪よーけあったざ...。』とのコメントでしたから...。
例年ですとこの時期には残雪などほとんど無く、五月晴れのお天気が3日も続けば50cmぐらいの水位になってしまうのが普通なんですけど...。今年は逆に増えてきますからね〜...。連休中には中上流域の竿抜けポイントが叩けると思っていたのに...甘かったですね〜orz。フレッシュもとんと入って来ないしね〜...。
連休空けて濁りがとれてきても しばらく高いやかんがします...。
でも、おかげさまでようやく調子が戻ってきた僕は 今日は一日元気よく釣具店してましたが、長かった連休も終わりに近づいたし今晩から天気が崩れる予報が出たためか、【サクラ関連のお客様】は もうほとんどお見えになりませんでした...。 閉店後 近くの居酒屋>で僕の快気祝いとお客さんに苛められた某船長の慰労会と鷹巣の鯛に今日も振られてまったD氏の残念会を兼ねて小宴をひらいた頃には、もう雨が降り出しておりあの石丸さんがブログで雑炊ネタをセレクトされたということでした...。
『あー早くサクラしてぇ〜...。』『やっぱ誰もえんの...。』 『また良く釣れたけどおっぜえ船もまたいたざ...。』
5/7(日) 長潮 雨のち曇り 気温13.8-20.2℃ 水位161-239-232cm 水温16.7-15.6-15.1℃
今朝は朝寝坊...。目が覚めたのはAM7:00だったかな...? 九頭竜は予定通りゴンゴンでした。川廻りは天池まで行って止めました。
水の色は薄茶色ぐらい...。水さえ引けば釣りになりそうな濁りですが引かないんですよね〜...しばらく...。
『連休空けたらァ。濁り取れてェ(* ̄∀ ̄*)。お天気もすっごく良くってぇ(* ̄∀ ̄*)。お手頃にキラキラ流れる九頭竜etcでマターリサクラしよ。(* ̄∀ ̄*)。』って...ただそれだけを楽しみに頑張って来た僕にとって、このゴンゴンは悲しいです...。(T_T) なぜか最近めっきりサクラマス釣りが好きになってきてしまったので、他の釣りに行こうなんて微塵も思わないんですよね...。あれだけ釣れ盛っている鯛も【あくまでも仕事】って感じ...。
そんなんじゃいけないんでしょうけど【釣れないと腹立つ釣り】は今はしたくない気分なんですぅ〜♪ せめてあと2回...。欲言えば4回ぐらい【5時間ぶっ続けサクラマス】したいです...。
1 :トレビアン○ :2006/04/06(土) 22:11:38 ID:IsHiMaRUorz
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i<´ }\ , - 、
ヽ.._\./ .ンく r-兮、 __
∠`ヽ.! / ヾニEヲぐ ,ゝ->
/_`シ'K-───‐-、l∠ イ さすがゴッグだ
l´__,/l\、_ ̄0¨0)゙@Yヘ, -┤ 雑炊しても
. l'___|⌒ヾ''ー==、ーr='イ i二| なんともないぜ
/ .」 i /./7r‐く lー!
. f. ヽ‐i人.∠'< _i. l,.-ゝ.
トiヘヘ「ト〈 `X トレi7__|
〉ト:トハj`! i. / トー┤lルj,リ
/‐+----+‐l iー--i---ヾ'〃
. l_i____i__| |___i,__i_|
2 :名無しさん :2006/05/07(日) 08:18:07 ID:EcHiZeNorz
>>1 強がりゆーなーモナー
5/8(月) 若潮 曇り 気温13.4-17.6℃ 水位187-172-157cm 水温15.8-17.4-18.2℃
今日は僕は突然休日になりました。9日間の連続勤務で疲れた体を休める日になりました。とは行ってもAM3:30に起きて【朝鯛の仕事】を終えてからの休日ですけど...。しばしの仮眠をとってAM9:00本日2度目の起床。とりあえず耳鼻科行って喉の診察受けました。先生の診断は要約すると『フーン(´_ゝ`)そーいうこともあるざ。』とのことでした...。
九頭竜はまだゴンゴンだし、特別することもないのでフラフラして朝昼兼用でラーメン屋のハシゴをしました。
そのあとは久しぶりに海岸へ出向いて【昼鯛】に出港する遊漁船を眺めてました...。それから昼イチの予約を取った皮膚科で診察を受け『ハゲ止め薬』を処方して貰いました...。先生の診断は要約すると『ハゲはうつるんじゃなくて、広がるものやざ。( ̄ー ̄)』とのことでした...orz。
それから家に戻り、がっこから帰ってきた実咲(次女・小2)を近くの児童館に送っていって迎えに行ったあと、保育園から帰ってきた三女ひらり(・ライオン組)と久しぶりに会いました。夕方6時には長女(歩夢・中1)にも久しぶりに会い、その後実に9日振りに家族揃って食事をしました。サクラマスにも久しぶりに会いたいな〜っと少し思いました...。
5/9(火) 小潮 晴れ 気温14.9-27.1℃ 水位154-146-148cm 水温14.7-15.6-16.4℃
今朝も川廻りは天池で止めました...。水高止まり、濁り月並み...。鱒来たらず...。釣り人おらず...。お話にならないガッカリーナです。本日定休日のあの石丸さんでさえも『ほんとはサクラマスに行こうと思ってたんだけど、うっかり鷹巣の鯛釣りに行ってまった...。』 とか...( ̄∀ ̄)oO それくらい寂しいガッカリーナということです。
九頭竜生え抜きの岐阜のベテランKさんも、午前中のサクラを諦め昼から鯛してました...。
僕も、昼過ぎに4/28に東幼児園前左岸で60cmをコソーリC&Rしたもののネタバレした岐阜Sさんがガッカリーナしにお店に寄られ、【中角水位計のおばちゃんがこないだから行方不明の件について。】お尋ねになられた時以外は ずーっと【鯛の仕事】をしてました...。この日は朝の鯛も昼の鯛も全船大漁で大賑わいでしたが、あの石丸さんはザネーンだった...。とのことでした...。
『あー早くサクラしてぇ〜...。』
5/10(水) 大潮 曇りのち雨 気温19.8-25.2℃ 水位146-143-153cm 水温18.6-19.4-18.8℃
今朝は朝から南風がブンブン!! 【朝鯛】はなんとか出来たものの【昼鯛】が急遽中止濃厚になり、対応や事後処理に大わらわの一日だったので、ほぼ100%『サクラマス....?(゚Д゚)ハァ?』の一日でした...。川も見ずに過ごしました...。夕方からは雨が降りだし、予報を見ると夜遅くには本降りに...。それも大雨の予報が出てました。
明日また休日を貰ったので『連休空けたらァ。濁り取れてェ(* ̄∀ ̄*)。お天気もすっごく良くってぇ(* ̄∀ ̄*)。お手頃にキラキラ流れる九頭竜etcでマターリサクラしよ。(* ̄∀ ̄*)。』って思っていたのに...(絶筆
5/11(木) 大潮 小雨のち曇りのち晴れ 気温15.3-21.0℃ 水位202-260-206cm 水温17.9-16.3-15.9℃
昨晩はドシャ降りでした...。朝はほとんど止んでました...。昼からは晴れる予報が出てました。口惜しいので そばに寄る気もなかったのですが一度だけ高屋橋を横切った時 横目で眺めた九頭竜はもちろんドンブラコでした。
つとめて『(´_ゝ`)フーン...。』と思うようにしてました。『遊んでくれない九頭竜なんか大嫌いです。(`ε´)』
『うれしんかヽ(`Д´)ノ?』と思います。もーやーです。(絶筆
『奧さんと鯖江市のつつじ祭り行ってますた...。』
5/12(金) 大潮 曇りのち晴れ 気温8.6-21.9℃ 水位160-142-127cm 水温13.8-14.3-15.6℃
今朝は まだましな九頭竜でした...。上流部は行かなかったので良くわかりませんが、新潟で師範代リーチを果たしているあの岐阜のI氏のお友達が来ておられてたそうで『「悪くない濁り具合だ。」だと電話で聞きましたが なにか?』とI氏から電話で伺いました。I氏の電話の用件は
『明日からの週末、九頭竜に行った方が良いか新潟に行った方が良いか?』という身の振り方についてのご相談だったのですが、『九頭竜においで下さい。』とはとても言えませんでした...。
なんでかというと おそらく明日は天気予報通りに朝から雨降りケテーイだろうし...たとえ午前中ぐらいまでは増水しなくても、5月に入ってたとえ条件の悪い日が多いとはいえ 釣果のサパーリ出ていない九頭竜においで下さいなんて言えませんもの...。それにI氏は新潟で今季2匹のサクラマスと1匹のアメマスをキャッチされているんですから...。
そ〜んな方をこのガッカリーナにお呼び立てするわけにはいきません...。はなはだ残念ではございますが...婉曲にお断り申し上げておきました...。
またいつの日かI氏ならびに皆々様をお呼び立てできる日が来ることを信じて...(絶筆
 
『負け〜て口惜しい〜♪はなちもんめ〜♪』ってかー...。
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
5/13(土) 大潮 雨時々曇 気温12.5-17.1℃ 水位119-148-150cm 水温15.8-14.8-14.3℃
朝から断続的に雨が降るものごい天気...。それでも海は凪のため もう朝から晩まで【鯛の仕事】に振り回されてフラフラでした...。川にも行きませんでした...。もちろん増水して来てました。
5/14(日) 大潮 曇時々晴 気温11.8-19.7℃ 水位179-166-148cm 水温13.6-14.0-15.0℃
お天気は回復しました。川はゴンゴンでした。川廻りには今日も行きませんでした。ただ水位は急速に下がってきてたので おそらく明日は釣りになると思いましたが【鯛の仕事】で疲れ果てて夜半過ぎに崩れるように眠りました...。
5/15(月) 中潮 曇り一時晴れ 気温9.2-23.3℃ 水位127-116-103cm 水温14.0-14.4-14.9℃
AM6:30頃 枕元の携帯電話の振動音で目が覚めました...。鯛で疲れた重い躯をズリおこして見れば発信者は岐阜 北村師範代...。電話の用件はすぐ判りました...。判っていたので電話をとるのが少し億劫でした...。10回ぐらいコールさせても鳴りやまないので電話をとりました...。『もしもし北村です。今さっき保育園前左岸で(以下略...。』場所まで思ってた通りでした...。
『良かったですね。( ´_ゝ`) さすがですね( ´_ゝ`) お慶びいたします(-_-#)』と社交辞令で電話を終えたあと、中角水位を確認しると予想を10cmも下回った120cm台でした...。
『(´_ゝ`)フーン...。そーかいそーかい』どー転んだって今朝は九頭竜に立つつもりはなかったので全然サパーリ口惜しくなんかは有りませんでしたよ。
...んでAM6:50には車に乗ってとっとと川へ向かってましたね...。この5月に入ってから、愛想を尽かすほど愛想が悪かった九頭竜が、今更どの面下げて流れているのか早く見たくてアクセル全開...。
すかっとさわやかな見事な五月晴れの中、実に9日ぶりのちゃんとした川廻りをしました.....。
久しぶりに見る笹濁り...。"Spring"の流れ...。陽にきらめく川面...。
そこに北村師範代が立ち込んでいたのなら...釣れて当然の九頭竜でした...。
『久しぶりのええ感じです...。』 『花水木が葉水木になってました。』
お店に戻ってしばらくして北村さんが御来店。ご同行の今井 盛治さんがそのあとAM7:30に見事なガカーリサツキマス45.7cm1.4kgを釣られていました。
バタバタときりがない【鯛の仕事】の合間を縫って、久しぶりのメルマガ発信...。実に半月ぶりとなるメルマガに『何を今更....(゚Д゚)ハァ?』と思われた貴兄も多かったと思います。
そのあと岐阜の小枝さんのハタヤ上流右岸の60cmC&Rのメルマガを受信された時も『(´_ゝ`)フーン だからどうした..。』と思われたと思いますが、夜遅くになってあの石丸さんのブログを開かれて ハタヤ3連発にひっくり返った貴兄もガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!! 多かったと思います...。
5/16(火) 中潮 曇り 気温14.3-23.4℃ 水位99-95-94cm 水温14.6-15.1-15.6℃
次の日はとうとう水位が1mを切って更に良いコンディションの九頭竜になってきていました。昨日のハタヤ前右岸上流での3連発工エエェェ(´д`)ェェエエ工を聞いて、大慌てで万障繰り合わせたアングラーで溢れている(・∀・)ニヤニヤ と思いきや 意外にもその付近には人っ子一人いませんでした...。対岸の中州に一人おられるだけでした...。
あまりにも急なことで万障をお繰り合わすことができなかったのか、すでに九頭竜から心を離してしまっていてサパーリ気が付かなかったか、気が付いていたけど万障を繰り合わすほど盛り上がってこなかったのか、
『もう5月も半ば過ぎだってのに( ´,_ゝ`)プッ( ´゚,_」゚)ヒッシダナ...。』と思われたのかどーだか判りませんが...。びっくりするくらい閑散としてました...。こんなんだったら竿持ってくりゃ良かった...。と思いましたが、あの石丸さんが本日はお休みで先週に引き続き鯛釣りに行っているので、とっととお店に戻らなくてはいけませんので、たとえ持ってきていても川に入る時間はなかったです...。不仕合わせなことです...。(ノД`)
『なんで誰もえんのや...?』
お店に戻ってからは石丸さんがいない分 普段にも増して【鯛の仕事】がハードでして、夕方前に小枝さんがブラリと入って来られて『今日は2本C&Rです。(=゜ω゜)ノ 』とおっしゃられてひっくり返るまでサクラマスのことは忘れていました...。
【昼の鯛】が帰ってくるまでのしばらくの間に 小枝さんの2日続けてのけなるい(´ρ`)話を伺い、京都の南師範代の'06有終を飾ったガカーリサツキマス44.0cm1.4kgを囲みながら鱒の話をマターリしました...。心が安らぐひとときでした...。
南師範代と小枝さんを送ったあとメルマガを発信し、鱒のホムペを半分更新し終わった頃に【昼の鯛】が次々にご帰還になり、右往左往してる時に岐阜の新井 健作さんが もうその名も忘れかけていたあの高屋橋下流右岸でPM6:40にキャッチした62.9cm2.9kgを持ち込まれて更にアタフタしたのでした。すっかり疲労困憊した僕は、夜半過ぎに崩れるように寝ました...。
5/17(水) 中潮 曇りのち雨 気温℃ 水位90-86-95 cm 水温15.4-15.9-15.8 ℃
今朝はさすがに釣り人がたくさんおられました。連日のサクラマス連発に万障をお繰り合わせになられたのでしょう。それに応えるからのように九頭竜はプチラッシュで彼らを出迎えました〜♪
減水で鳴鹿大堰の左岸側のゲートが上がったせいか、まずハタヤ上流左岸のウェーディングで早朝AM5:30頃から立て続けに2連続HIT!!
対岸の2日で4連発ポイントに朝っぱらから堂々陣を張っていた森下師範代をひっくり返らせたそーです。
普通の人なら対岸で2連発されちゃたりしると ひっくり返ったまま起きあがってこないものなんですが、
そこは地元福井のエース!! 当店では師範代! 某釣具店では神と呼ばれている森下さん です!!AM6:30とAM7:10に54.0cm54.5cmを2連発して一気に師匠昇格を決めてしまっちゃったりしました〜♪ (°◇°;) スゲー
 
『森下さん!!キャー(≧∀≦)/』 『サギVSカワウ。稚アユ狙いの場所取り合戦中...?』
その他にもAM5:27に富山の尾山 剛史さんが高屋橋上流右岸で57.0cm2.2kg!! AM9:30とAM10:00に東幼児園前左岸とハタヤ前中州で岐阜の中島 健介さんが連発!!
夕方PM4:30には東幼児園前右岸で静岡の>山本 貴宗さん!! PM5:10には長野の赤塚 芳弘さんが今期サパーリ音無だったJR下流右岸でサクラマスをキャッチされて検量にお見えになられたついでにご両人とも、ちょーど【昼鯛】のお客様が大漁で帰って来られたどさくさに紛れて ちゃっかり鯛も一匹ゲトー (^_^)vして ご機嫌で帰られたとゆーことでした!!!
お陰で昼鯛とふかせ師と鱒とサクラリストと検量と写真と魚拓と氷とチヌと電話と無線とが入り乱れて、僕と石丸さんは息つく暇もなかったアタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ ということでした...。
5/18(木) 中潮 曇り 気温15.5-22.9℃ 水位98-94-92 cm 水温15.4-16.6-17.0 ℃
今日は僕の定休日〜♪ 前日の夕方からのシトシト雨でプチゴンゴンのおそれを抱きながら目覚めたのはAM6:00前...。ガバっと起きあがりすぐ携帯で水位チェックすると98cm!!!超ラッキー♪ マンモスラッピ〜♪ まだ上げ止まってはいないものの、増水ではなかったよーです!! 【連日の鯛関連の仕事】で疲れた体に野ブタパワー注入〜♪ そそくさと支度をして一目散に上流へと走りました!!!
車窓から見える九頭竜は ほどよい笹濁り。曇り空も明るくなってきて薄日が望めます。コンディションは絶好といえます!! 思えばサクラするのは4/27以来、実に20日振り...。
連休から鯛に振り回され...たまの休日はゴンゴンに泣かされ、いつの間にか5月も半ばを過ぎていました...。
地団駄を踏んだ27日の歯がゆい思いをぶつけるには うってつけの木曜日!! もちろん狙いはハタヤ上流右岸です!!
月曜日から始まった'06ガッカリーナ九頭竜プチラッシュ!! このチャンスを逃さず歴史にその名を記念カキコするべく、アクセルを踏む足にも力がこもりました!!!
・・・・・・・・が、しかし...この3日間で20匹あまりの釣果を叩き出した九頭竜の上流付近は、もう釣具屋さんが入る川では無くなっていました...orz
入るところがないので流れ流れて、福松大橋下流右岸のテトラ前を所々ゲリラ的にウェーディングしながら釣り下りましたが、一本調子の変化のない流れで釣れる気がしなかったので、車に戻って他をあたろうかとも思いましたが、
思い切って前回4/27にオカマを掘られた水道局前まで歩くことにしました。
思いのほか距離がありました...。1kmぐらい歩きました。ネオプレーンウェーダーを履いていたのでスカーリ汗だくです...(A;' 3`)‐~やっと着いたと思ったら、ザネーンなことに先行者が...。工エエェェ(´д`)ェェエエ工
正直その場に前向きにひざまづいて両手を地面に付けてうなだれたい_| ̄|○と思いましたが、何喰わぬ顔で挨拶したところ、
あのサクラマス関連ホムペで有名な地元の さんでした...。
これでは強引に横はいりするわけにもいかず、そのまま惰性でしばらく下流に歩きました...。見ると下流側のポイントにも点々とアングラーの姿が...。
もうスカーリ途方に暮れて福松大橋までの1.5kmをトボトボ引き返す気力もサパーリ無くなってしまって、すっかりくたびれてまって自宅待機の嫁さんに福井大橋まで迎えに来て貰おうと電話を掛けたところ出ないので、あきらめて鉛のように鈍重な心と体を引きずりながら、今来た道を折り返し小僧さんの所まで戻ってきたらサクラがHITしてたΣ(゚д゚lll)わけでした...。
『来ました━(゚∀゚)━! 』真剣な顔でやり取りをされている小僧さんに向かって、僕の両眼から【ばらせビーム】が強烈にほとばしり出たことを正直に告白いたします...m(_ _)m
しかしそこは手練れの小僧さん...。全く慌てる様子もなく難なく足元まで寄せてしまいました...。テトラ際の押しの強い流れを首を振りながら上遡りする魚は、どーみてもサクラマスでした。ありがとうございました...m(_ _)m
その後の美しい心温まる話は、小僧さんのホムペにて詳しくご参照頂けると思いますが...。必死にやり取りする小僧さんの後ろで体操座りをしながら、その場を離れることもできずに無言で眺め続けていた僕のビミョーな気持ちは僕にしかわかるまいと思いました...。
そして、すべてのことが終わったあと 福松大橋のたもとまで歩いた20分あまりの間に僕が心に思い浮かべた原稿用紙200枚分ぐらいの様々な想いは、来年また雪解け水が九頭竜に流れる頃まで 心のタイムカプセルにしまっておこうと思います...。
釣具屋さんが入るポイントでなくなってしまったハタヤ上流右岸ではPM2:30に愛知 松田 智浩さんが64.3cm3.1kgを上げられていました。
5/19(金) 中潮 曇りのち雨 気温14.9-25.6℃ 水位84-87-98 cm 水温17.1-18.0-18.2 ℃
タモ入れショックから一夜空けたこの日、気だるい休み明け恒例の昨日の鯛や鱒のホムペの更新で、くそしょわしない午前中から、ハタヤ関連鱒の検量が相次ぎました。AM8:30にハタヤ前の中州で愛知の 大庭 健史さんが、ヤパーリあの石丸さんに教えて貰ったポイントで63.4cm2.6kgをめでたくゲットされて うれしそうに石丸さんと語り合うのを横目で見ながら必死こいて仕事してました...。
でもそのあとは前線の通過で荒れ模様のお天気となってきたためか 検量は続きませんでした...。今年お約束の週末崩れ...。夕方すぎから本降りになってきて週末ゴンゴンの悪寒がしてきましたが...。石丸さんは前向きの発言をblogで公開されたので良かったなと思いました...。
5/20(土) 小潮 雨のち曇り 気温18.1-25.6℃ 水位144-193-194 cm 水温18.2-16.9-16.7 ℃
朝っぱらからゴンゴンで真っ茶色で雨降りのおっぜぇ九頭竜でした...。ものの見事にひっくり返った名だたるスタメン達が総出で店内でフリーズされていました...。しかしガカーリした素振りも大して見せず前向きに【これまでの復習とこれからの傾向と対策】を語る彼らは流石にスタメンと呼ぶにふさわしい方達だと思いました。久しぶりに【鱒の店】らしいふいんきになった店内でしたが、そのうち【朝の鯛】と【昼の鯛】が入り交じって大わらわになってきたので、そっとお店を出て行かれました...。
『また、来ます!(^_-)ノシ』 恨み辛みも言わず爽やかに帰途に就かれる彼らに、僕は『申し訳ございませんでした...。九頭竜に代わって深くお詫び申し上げます。m(_ _)m』と腰を折ってお見送りしました...。石丸さんもblogで反省の弁を述べておられました...。
5/21(日) 小潮 晴れ 気温12.5-21.3℃ 水位140-126-115 cm 水温14.6-15.9-17.1 ℃
思ったより早く水は引きました。。。つーか びっくりするほど早く引いた。というのが正直なところです...。お天気も晴れで絶好の釣り日和の日曜日になっちゃってました...。石丸さんのblogでは上流の方は満員だったとのことですが、そんな風には思えないくらい閑かな日曜日でした...。
もちろん閑かなのはあくまでも【鱒関連業務】だけでして【鯛関連業務】は『うれしんか?(-_-#)』ってゆーくらい鯛が良く釣れちゃうので、数多の事後処理を終えお店を閉められるのは、ヤパーリ10時頃になってしまうので、よー弱ってもて崩れるように寝ました...。ほんとは神通に行きたかったです...。
5/22(月) 長潮 薄曇り 気温13.9-28.2℃ 水位101-96-93cm 水温16.9‐17.9-19.0 ℃
朝からブンブンの南風が吹いてました...。水位は再び1mを切ってきていました。先週の15日(月)から始まった'06九頭竜プチラッシュ!! 19日(金)までのわずか5日の間にC&Rも含めて18匹の釣果が出ました!! 良型のサツキマスも遊んでくれるし、今の九頭竜はもうガッカリーナではありません!
突風のような向かい風にもめげず、例のポイントで仁王立つ我らが森下師匠を始め、月曜日だというのに そこここにアングラーの姿が!! 雨に祟られてしまった先週末の九頭竜を見送った皆々様が続々と万障繰り合わせてお出でになっていました。
『森下さん!!ガンバッテ〜♪キャー(≧∀≦)ノシ』
実はかく言う私もその一人...。片道3時間の神通釣行は諦めましたが九頭竜は目と鼻です!!'朝5時に起きて竿を積んでの川廻り です!! ひととおり川廻りを終えたAM6:00過ぎから、空いているところを探しましたがハタヤ,東幼児園前などの人気ポイントは、ほぼ満員...。高速〜福松橋付近はそれ程でもありませんが、釣具屋の分際では、横はいりするスペースは無いようでした...。
仕方なく、全くの人気薄というか...一匹も釣果の出ていない五松橋下流左岸の中州に渡って釣り下ってみました...。しかし往年の名所はダラダラ浅く変化の無い一本調子のつまらない流れに変わり果てていました...。
時間切れで帰り道...堤防の上をトボトボ車に歩きながらの電話で名古屋の早川 俊一さんのコッソリーナ第一号を知ったわけです...。バラシもあったとか...。
素直に喜べないわらびしい自分がそこにいました...。
だってお店に戻って一番先にしたことは、早川さんのヒットルアーであり少量しか入荷していなかったSOLS社の'06新製品16ビートを自分の棚へコソーリ隠すことでしたから...。(^^;)
そいでもって早川さんと同じコッソリーナ組のドラちゃんがサツキマスの自己記録を更新して喜んでいるのにも、『うれしんか?(-_-#)』と思ったりしました...。釣った場所を尋ねたら『黄色いオサーンポイント(・∀・)ニヤニヤ 』 と答えたのも気にくわなかったし、16ビートがコソーリ隠してあるのを目ざとく見つけて揶揄されたのも気にくわなかったです。いつか毒を盛ってやろうと考えています。....っとゆーのは冗談半分ですけど...。
夕方過ぎ、あの某スタメンから『てんちょー!明日、バウワーコッソリーナします!!┌(_Д_┌ )┐ 』と、お電話を頂きました。訳を聞くと『今月はもう明日しか休みがない!!本当なんです...。信じてください!(:゜д゜:)』とのこと...。声に焦りと悲愴感がこもっていました...。『彼ならば釣ってもいーかも。』と半分本気で思いました...。
5/23(火) 若潮 雨一時曇り 気温17.1-22.2℃ 水位92-95-100cm 水温18.7-18.5-18.3 ℃
昨晩あの石丸さんがblogで『今年悔しい思いをされている方たちは、ぜひお越しくださいませ!』とおっしゃったせいかどーかは知りませんが、コッソリーナ2日目の今朝は、昨日にも増して上流付近は大賑わいでした!! もちろん今日も車に竿を積んであわよくばあそこかあそこに...。と考えておりましたが...井村屋の水ようかん並みに甘い考えと知らされました...。こーなったら竿を出すのは堪忍してやろうと思いましたが、皆々さん共々一体全体どーやって万障をお繰り合わせになられてきたのか、一人一人アンケートを採りながら釣り下ってみたい衝動に駆られました...。
いったい何匹釣れてくるのか心配しながら、いつもの【鯛関連業務】に追われていましたが、不思議なことに誰も検量が有りませんでした...。夜明け前に土砂降った雨でやや濁りが入ったせいでしょうか...? 持ち込まれたのはカツ丼しに立ち寄られた件の【今日しかないスタメン某氏】が釣られた綺麗な本流アマゴ28cmのみでした...。お昼を過ぎ【もう今年はあと半日しかなくなったスタメン某氏】ですがザネーンなことにカツ屋は今日はお休み...。仕方なく、"もみぢやのラーメンライス"を注文されました。
息もつかずラーメンをすすりながら、『ここしばらく来なかったのは、決して九頭竜を諦めていたわけではなく、本当に仕事が忙しくてタヘーンだったから...。今月はどー考えても今日しか来れないんです。信じてください!!』とまるで自分を納得させるがごとく必死でカミングアウトし続けてました...。その後マターリもせずに'06最後の午後の部へ飛び出していった彼の後ろ姿に向かって『幸有れ!』と心から願ったのですが...。
夕方頃になるとコッソリーナでガッカリーナしちゃったアングラーが幾人かお店にお見えになり、それぞれに今日の答え合わせをされて帰路につかれて行かれましたが、中にはサツキマスやシーバスを掛けて、暫しときめいた方達もいたようでした...。そーして誰もいなくなって薄暗くなってきた頃...。
あの某スタメンから電話が入ったのです!!!
『てんちょー!! ハタヤ上流右岸で●×△□…#&したんだけど ◎×▽★~)~●のあと△●×…%*□!しちゃって、ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノしながら300m↓◎□%$!!?して、●☆*…▼□$したんだけど、タモに○△×&%#…しちゃって...結局○△八木×■...orzでした(T_T)。』。。。っと実に15分余りの長い長い答え合わせをされたあと、『これで僕の九頭竜はこんな風に終わりましたが、今日のことはゼターイに日記に書かないでくださいねっつ!!』と3回ぐらい念を押されたので、この程度で勘弁して下さい...m(_ _)m
彼のカタキは僕がとってやろうと心に誓いました...。
『綺麗なアマゴでした...。』
5/24(水) 小潮 曇後一時雨雷 気温12.9-20.0℃ 水位106-103-99cm 水温16.7-17.2-17.5 ℃
この日も竿を積んだまま早朝の川廻り...。毎晩【鯛の仕事】終えて疲れ切って帰宅するのは夜10時頃...。そそくさと風呂,晩飯をすませても寝るのは大体零時過ぎ...。それでも日の出とともに目覚めてしまうのは、賑やかな九頭竜のせいなんでしょうかね〜?
そこにサクラがいると思うとキラキラとした流れが一段と生き生きして見えます。AM5:30いつもの道をいつものように走っていきます! ハタヤ上流右岸には すでに数名のコッソリーナ達がが竿を振っておられました!! 車から降りて川べりまで行き声を掛けると、皆さんわざわざ釣りを止めて側に来てくれました。
『いや〜まだ何もないです...いまんとこ...。(^_^;)』コッソリーナを見つけられた気恥ずかしさからか ちょっと黄昏気味に照れ笑いを浮かべてみせる懐かしい面々たち...。でも今、この九頭竜に立てる充実感と期待感とで満ち足りているようでした。うらやましかったですね〜...。もちろんお約束の森下師匠もちゃんといらっしゃいましたよ〜♪ 明日休みで九頭竜か神通か...身の振り方を まだ悩んでいた僕でしたが この風景に無性に身を置きたくなりました...。
お店に帰ってからは またいつものお決まりの【鯛の仕事】に追われながらも、コッソリーナ達のその後に思いを馳せて(-_-)oOいましたがなんの便りも届きませんでした...。
夕方に誰も彼もおそらく気象台ですらも予測していなかったと思われる、突然の激しい雷雨を伴った気圧の乱れのような嵐が海から山へ通過し、大わらわで逃げ戻ってきた【昼鯛船】への対応や明日の【朝鯛】の応対の電話などでドタバタしていた頃に、同じくその嵐で納竿を余儀なくされた幾人かのコッソリーナがお店を訪れ、あの石丸さんと地図を広げて小声でなにか話しておられたのですが...北田さんの画像の処理を頼まれた以外は具体的な情報は頂けず、ザネーンなことに何が起こったのか良く判らないまま その日は終わりました...。
あとで石丸さんのblogを開いて見て なんとも賑やかな一日だったことを知りました。明日気体してお店で待っているとおっしゃる石丸さんのためにじゃないけれど 頑張ろうと思いました...。
5/25(木) 中潮 晴れ 気温12.3-20.1℃ 水位87-85-78cm 水温15.9-17.2-18.1 ℃
目が覚めたのは やっぱり夜明けと同時でした!! まるでオンドリのような毎日です...。さっさと着替えてとっとと走りました!! 『どこへ行こうか...?』 一番人気のハタヤ上流右岸は空いていないと思うし、たとえ空いていても釣具屋さんが今、あそこでお地蔵さんするわけにはいきません...。ならばハタヤ上流左岸から保育園前へしなしなと釣り下ろうと思い、鳴鹿大堰へ車を向けました。鳴鹿大堰の駐車場に車を入れ、見回すと幸いなことに左岸側にはコッソリーナの姿は見えませんでした。いそいそと車を降り黄色いジサーンに変身して堤防へ向かうと、来たときにはなかった見慣れた車が止まっていました...。
『......誰.......?』....堤防を駆け下りる後ろ姿は紛れもない あの森下師匠でした。
『あんなに急いで どこへ行くのかな?』追いすがって声を掛けると、例の一番人気の右岸側のポイントから届かないもう一つの溝へ左岸側からアプローチしるとのことでした。実は去る5/17に森下さんの目の前で先に2連発し、師匠をひっくり返らせたご当人にアプローチの仕方を昨日教わった。とのこと...。今日の水位なら行けるはずだと...。そういってザブザブと急瀬の中へ...。『・・・・・・(-_-)』
『ついてこい!!』とは言わなかったけれど『邪魔だから!あっちへ行け!!』とは口には出されなかったことを良いことに、師匠の後に続きました...。膝上ぐらいの深さですが速く強い流れ...。僕レベルでは途中でくじけそうになるくらいの水圧を感じる所も有りましたが、師匠の背中を目標になんとか渡り切れました。
釣りを開始したのはAM6:00過ぎ。対岸の一番人気には早くも数人のコッソリーナの姿がありました...。竿を出せず川べりで空くのを待っている方々もいるようでした。『み〜んなガンバテルナー...( ´゚,_」゚)ヒッシダナ』と思ってマターリ眺め見ていると、突然『ウォっ!出た〜!!』と師匠の叫び声! 振り返ると『今、そこで僕のルアーにサクラがガバッと出た!!いるぞ!!!ウアハハハハハ今日はもろたな!!!』有り余り溢れるほどの自信というか確信に充ち満ちた師匠の高笑いを聞いて、僕も俄然気合いが乗ってきました!!!
『 (対岸の人達には悪いけど...)釣るのは俺たちだっ!!!』っと思いました。『できれば師匠と二人で仲良く一匹ずつ...。もし一匹しかいないのなら まだ釣れてない僕に釣れるのがスジだろ...。』とも思いました。
その時師匠はどー思っていたのかは聞かないことにします...。
・・・・・・し・か・し、二人の気合いに気押されたのか、訳判らずに適当にルアーを通した僕が場を荒らしてしまったからなのか、その後はザネーンながら何事も起こらずに朝の時合いは過ぎてしまいました...。
師匠と別れた後は、真っ直ぐに先日タモ入れを決めた水道局前左岸のポイントへ行きました!! うれしいことに先行者はおらず思いのポイントに竿を出すことができました。そしてまさにAM10:00!! 流れの音がにわかに慌ただしくなり時合い到来を告げました!! 『グン、ジジージジージージー!!』しも手の強めの流れに簀巻きで浮いたのは55cmぐらいのニゴラマスでした...。(`ヘ´) 気を取り直し再びキャストを数回...。流れはまだ時合いを告げていました。『ゴキ! ゴンゴン!!ジージー!!』先ほどとは違う引き!! 竿が激しく叩かれます!!
『キター!!━(゚∀゚)━! 』流れの中に一瞬逃げ込もうとした動きを察知し、竿を水平に川上へ寝かせこちらを向かせて誘導しました!! 重々しく首を振りながら上登りしてきました。
『う〜んかなりサクラ臭い...。かも? 手前でご対面してからが本当の勝負だな...。』フッキングの手応えは十分にありました。
よっぽどのミスをしない限り獲れる自信があったりしました。意外に冷静な自分に安心感もありました...。ヒットルアーはシュガーディープ80FCRピンクアワビ。なんとそれは神通で拾ったルアーでした!!
『俺の'06スーパーガッカーリナ神通当選は、あたら無駄じゃなかったんだな〜!! (-_-)oO』 そんな風に思いながらリールを巻きました...。 『めでたく写真を撮るときは神通と九頭竜の入漁券を並べて撮っちゃおうっと...。 (- -)oO』そんなことも考えながら竿を起こしました...。『グルグルバシャバシャ!!』人の気配を感じたのか、体を反転させようと水面を割って暴れ始めて尻尾が振り上がります!!『さあ!これからが本番...??? おやぁ〜!?』一瞬見えたその尻尾はどー思い出してもYの字でした...。『まさか...あ〜あ〜ぁ...。』ぐいっと起こして見えた魚体は...65cmぐらいの紛れもないニゴラマス...。ルアーが眉間に真っ直ぐ縦に2フックともガッツリ入っていました...。だからゴンゴンときたんでつな...orz。
もう2人のこなきじじいにオンブされたぐらいにガックシorzきました...。
時にしてAM10:30...。流れの音はいつの間にか元に戻っていました。早朝より5時間ぶっ続け...。体力気力を使い果たして家に帰った黄色いジサーンに、次々と賑やかな九頭竜の釣果が、あの石丸さんからメールで届き続けました...。
  
5/26(金) 大潮 晴れのち曇 気温14.9-22.0℃ 水位73-73-72cm 水温18.3‐18.1-17.9℃
この日もオンドリのように夜明けとともに目が覚めてました...。昨日の疲れが体にまとわりついてました...。それでもそのまま起きて川廻りに行きました。昨日と同じくらいコッソリーナが集結していました。今日から週末モード...。おかげさまで【鯛の店】は事後処理が例年になく大盛況でして九頭竜と遊んでる時間も余裕もあんまり出てきません...。九頭竜とじっくり向き合えるのはこの早朝の僅かなひとときだけです。
昨日会ったばかりなのに、毎日会っているのに懐かしくてたまらない...。不思議な感覚です...。どこかの誰かの病気が移ったようなやかんがします...。僕の場合、釣具店を営業しているせいか同じ様な感覚を九頭竜だけでなくそこに訪れるアングラーにも覚えますけど...。
お店に戻れば【鯛船屋のオサーン】に変身です...。今日の鯛から明日以降の鯛の総合業務全般を必死こいて取り仕切りながらも、心は九頭竜に翔んでいました...。岐阜のK師範代がご自身のすぐ下流左岸に横はいりされて68cmを上げられて怒った話や、柳一番で見事ランディングした60cm級のサクラをすっころんで落といてんたあと一矢報いた話など...愛すべきアングラー達の奮戦ぶりに手を叩きながら一日を過ごしていました...。
彼らが大好きな九頭竜と遊べるのも、あとわずかです...。
5/27(土) 大潮 曇り 気温18.3-25.3℃ 水位72-73-71cm 水温16.3‐17.5-17.6 ℃
'06九頭竜サクラマス最後の土曜日は ちっちゃなサクラマスが連発してました。愛知の富安さんの52.8cm以外は30〜40cmまでが3連発...。24日頃から始まったと思われる この小型のサクラマスのフレッシュランは一体なんなんでしょうかね〜? 時を同じくしてお出でになった30-40cmのサツキマスの御一行様と合い混ざって、下流〜中上流にかけてあちこちで釣果が出ているようです。
かなりの群れのようでして、いたるところでのライズやチェイスやバラシの話を耳にしました...。場所によっては大群のボイルがあったりしたそうです。
思い起こせば一ヶ月前、4月末頃に,しんこの湾内で30-40cmのマスが良く釣れたり、稚アユを追いかけ回してたりしてたことを日記に書きましたが、その群れが一ヶ月後の5月末に遡上してきたのでしょうか...? そうだとしたら一ヶ月間 海で稚アユを喰いまくっていたわりには、あんまり大きくなっていないようで不思議だし...??? ..ま、このちっちゃなサクラマスの正体はいずれ、あの石丸さんが解き明かしてくれると気体してま〜す。(^_^)v たのみますよ〜石丸さん!!!
  
5/28(日) 大潮 曇り一時晴れ 気温16.4-24.8℃ 水位82-87-86cm 水温18.0-18.7-18.7℃
この日も ちっちゃなサクラが連発してました...。この数日間で上がったこのちっちゃなサクラは、未確認も含めるとおそらく20匹ぐらいの釣果が出たのではないでしょうか...。あちこちの掲示板やH.Pで揶揄されたおっしゃる通りそのとーり100%商売のために始めたサクラマスダービー...。高額な賞品で客の関心を引き、サクラマスの持ち込みを促す戦略が功を奏したのか、当店で検量をして下さるアングラーが増え、たくさんのデータが集まるようになって、おかげさまで今年で10年目になります。
この間当店で検量させて頂いたサクラマスは昨年までで優に1000匹を超えていますが、そのうち30cm台のサクラマスの検量となると たった3匹しか有りませんでした...。40cm台でも42匹という少なさです...。それが今年は30cm台が7匹。40cm台が3匹の検量を頂いています...。'06ガッカリーナ九頭竜はいろんな意味で特異な年だったようですね〜...。過去10年と今期との大きな違いは...っと考えると まず最初に頭に浮かぶのは12月の大雪です。
僕としては12月ドカ雪!!→水温低下(((( ;゚Д゚)))ガクブル→サクラマスの降海,回帰&成長遅れ(ノД`)゜→ 今年回帰を見送った'06サクラ続出('A`)アーマンドクセ →'07九頭竜大盤振る舞い(゚Д゚)ウマー ってなやかんがしてならないのですが、正確にはあの石丸さんの解析を待たなくてはいけません。
この日は午後から娘の友達を釣れて4年振りに【第2回お船に乗ってお魚釣りに行こうツアー】を催したのですが4年前は小学校3年生だった子供達がすっかり大きくなっていてビクーリしました。
'07九頭竜に戻ってくるサクラマスも、すっかり大きくなっていることを願って止みません...。
『船酔いせずに えらかったね!!』
5/29(月) 中潮 曇一時雨 気温15.6-20.8℃ 水位72-69-71cm 水温18.6-18.9-19.2℃
今日は検量1匹で終わっちゃいました〜!PM5:15に滋賀の杉本 松之さんが 福松橋下流右岸にて 42.4cm 1.05Kg ゲット〜!ヒットルアー ブラウニー11cm 銀黒 他に福井の末本 真浩さんが福井大橋上流右岸中州にてサツキマスの36cmをC&Rしてます。ヒットルアーはビーフリーズ78SRH
いよいよ後二日で終わりですね〜!天気の方も最後まで悪くはないようです。最後にいったいどんなドラマが待ってるんでしょうか?期待しましょう〜!
5/30(火) 中潮 曇時々雨後晴れ 気温14.1-22.1℃ 水位60-61-69cm 水温17.6‐17.7-18.1℃
AM6:00前には鳴鹿大堰下流右岸の河原をデコボコ戻っていました...。上流付近は、ほぼ定員一杯。五松橋下流までくるといきなり誰もいなくなります。高速,福松大橋も普通に混んでいました。釣具屋の分際では入るスペースは この辺りには無いようです...。しかし今日はコソーリ狙ってる所が有りました。旧バッティングセンター前の流れ込みの中州です。解禁前の川廻りでいかにも良さそうに見えたので、前々から行ってみたいと思っていた所です。ずーっと水位が高くてそれから一度も渡れなかったのですが、今日の水位ならスキップして渡れます。しかし水が引きすぎていたのか、底の様子が変わってしまっていたのか良く判りませんが、しょうもない流れに変わってしまっていて、着いたとたん来たことを後悔orz..しました...。
しばらくダラダラと竿振って時間とルアーを1個を無駄にしました...。ルアーぐらい幾ら無くしても構わないのですが、解禁終了前日の無駄骨釣行は痛恨の極みです...。今日は石丸さんがお休みなので、お店を抜け出してコッソリーナしることも出来ません...。がっくりしながらお店に戻り【鯛の店】の営業を始めました...。
次々と昼鯛に出向かれる方々をお出迎えし、お見送りし、小忙しく過ごしました...。その中には とっくのとうに潔く'06九頭竜を諦められた今日お休みのあの石丸さんや、あの<【足羽の主】さんもいらっしゃいました...。ただ【足羽の主】さんは、さすがにまだ九頭竜に未練があったようで出港前にえち鉄護岸で竿を振られ、サツキマス2匹をモノにしておられました。
『これで今年は終わり!! キショー..今年はダメだった...。やるわそれ。食べね! 』と惜しげもなくサツキマスを2匹とも僕にくださいました。
そして『サツキなら狙えば釣れるざ、明日行く(゚▽゚)? んじゃこれ使いね! 頑張ってきねの...。(^_^)v』と今日のヒットルアーのシュガーミノースリムを3個貸してくれました。悔しさを隠すようなシニカルな笑顔...。彼もこの'06ガッカリーナを歯がゆい思いをして送ってきたということがよくわかりました。
'06最終日の明日に木曜日の休みを振り替えた僕は、【足羽の主】のご好意に応えるべく目一杯頑張って来ようと思いました。
............しか〜し、そのあと愛知のドラちゃんから最終日にコッソリーナ表明をされているスタメンが自分を含めて山ほどおられるという情報が入りました。『明日は九頭竜ひっで人になるざ...。入るとこないざ...。( ̄ー ̄)』
お陰で九頭竜にするか神通にするか、よさりまでかなり迷いましたが、今日もヤパーリ【鯛関連業務】で遅くなったうえ、疲れたので神通は諦めて九頭竜に賭けようと思いました。
5/31(水) 中潮 晴れ 気温13.4-28.2℃ 水位59-58-63cm 水温17.2-18.5-20.1℃
最終日の朝はAM4:22ドラちゃんからのメール着信音で目を覚ましました。
『(知ってるんか...?)ハタヤにまだ誰もえんざ。( ̄ー ̄) 』 一番乗りを果たした彼はハタヤ上流左岸から釣り下るつもりとのこと...。ぶっ飛ばして同じ場所に着いたのは、それから30分ほど後のことでした。
一週間前、森下師匠の邪魔をした場所へ渡り竿を出しました。あの日とは水位が30cmぐらい低いので簡単に渡れました。明け方一発ここを叩いたはずのドラちゃんは、やや下流の中州に釣り下がっていました。
『ここは今から釣れる時間なのに。なにも知らないんだな... (o ̄∀ ̄)oO 』悪いけどオカマを掘らせてもらうつもりでした...。
対岸にもライバルのコッソリーナ達が集まりだしていました。とりあえず出力120%で【そっちでは釣れるなよ光線】を強烈にもれなく全員に浴びせました。
対面の黄色いジサーンがまさか そんな兵器を使っているとは露知らず、コッソリーナ達は気体に胸ふくらませてキャスティングを開始しました。
『フッフッフッフッ・・・。こっちのみ〜ずは(じぇったい)あ〜まいぞ〜♪』 ライバル達に光線を浴びせた安心感からか『釣れるのなら こっちだ!』というやかんがしました。AM6:00前...早々とハタヤを見切ったのか ドラちゃんが車に戻っていくのが見えました。
しばし電話でやり取り...。
『もうやめたんか?』
『うん!?そこにいるのてんちょーかぁ?』
『うん、ほやざ...。(悪いかし)』
『そこ、朝 俺やった(で、もう釣れん)ざ。( ̄ー ̄) 』
『 ほ〜か?(ほんなこと知ってっざ。( ´_ゝ`)フーン)』
『(ハタヤは釣れんみたいやで)高速上流行って見るざ...。』
『俺はAM6:30までここでやってるわ!(今からやのに......なも知らんのやな( ´,_ゝ`)プッ )』
邪魔者が一人消えたので、更に気合いを入れて釣れそうな溝をタイトにルアーを通し、じっくり攻めました...。
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AM6:30現在。ルアー4個をロストし途方に暮れた僕がそこにいました...。『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』
そこに追い打ちを掛けるように場所移動したドラちゃんから『隣で55cmを釣られてまった( ̄□ ̄;;;)!!』だの『漏れはバラシてまった(´д`lll)』だの景気の良い話がメールで届き、トドメを刺されました...。
『ハハーン (o ̄∀ ̄)oOここにはサクラはえんのやな..。』とやっと気がついた僕は、それでもハタヤが諦めきれずに ドラちゃんが釣り下がった辺りをしつこく刻み下がってみましたが、ロストルアーをま〜一個追加しただけでした...。
惜しくも最終日の朝の時合いをうつくそーズルムケた僕ですが、まだもうワンチャンスが残されていました。AM10:00の あの水道局前小僧ポイントです。実は本日早朝AM4:30頃、その小僧ポイントにコッソリーナしていた某スタメンが36cmのサクラマス(笑)を見事C&Rしている情報を件のドラちゃんから頂いていたのです。
聞くところによると稚アユを追ってのボイルが沸きまくったとか!!
その辺のボイル情報に関しましては昨夕も、別のコッソリーナ様々からいろいろ入手はしていたのですが、
『セカークの最終日なのに夜明け前から、あの小僧ポイントであの黄色いジサーンが地蔵してたざ..ゴルァヽ(`Д´)ノ』と後ろ指刺されるのが嫌だったので行かなかったんですぜ...。
でも朝の時合いをズルムケた僕は、もう格好を付けている場合では無くなっていました。移動中にドラちゃんとの電話で、『まだ彼はそのまま小僧ポイントに張り付いているらしざ...。』と聞いていましたが 有無を言わせず横はいりしてやろうと思ってました!! ちっさくてもいーからサクラ釣り鯛!の一念です!!
現場に着くやいなや (:゜д゜:)ハアハア言って堤防をよじ登り、転がるように駆け下りました。お尻が痛うございました...。
『誰がいようが威風堂々と横はいりしちゃる!(-_-#)』手追いの猪のように一直線に小僧ポイントに着いて辺りを見回すと 誰〜もいませんでした。上手の中州に2人ほどコッソリーナの姿を視認できましたが付近には誰もおらず貸し切り状態のようです! どう考えてもマンモスラッピ〜♪です!ありがとうございました!! っとばかりに ザブザブと川に入り、一番横はいりされにくそうで、且つ一番良いところを流せるポイントに釣り座を構えました。
時間を確認するとまだAM8:00を過ぎた辺りです。時合いまでには十分間があります。『とりあえず手ならしに、軽くサツキかサクラ(笑)でも釣って、時合いになったら2尺鱒...。( ̄ー ̄)』っと、【足羽の主】に借りたシュガーミノー95Fアユからキャストしました! 昨夕も今朝もボイルが沸きまくった小僧ポイント貸し切りです!! 釣れたも同然感覚でキャスト&トゥィッチを繰り返しました。
.....が一時間余り後、MD2個をロストし首をかしげる僕がそこにいました...。『....。(゚Д゚)ハァ?』鱒どころかニゴラマスさえ掛かってきません...。
時間を確認するとAM9:30。もうすぐ10時です。『 ( ´_ゝ`)フーン そーかそー来るのか...。時合いを待てってことだな...。』自分に言い聞かせるように独り合点をして、しばし休憩することに...。朝から振りっぱなしで背中や手首がそろそろくたびれてきてました...。
もう上の中州にもコッソリーナの姿は無く、下も遠く福井大橋の下流に独り姿が見えるだけです...。今、サクラが時合ったら掛けるのは僕しかいません!! AM10:00になりました!! 下がり続けていた水位が底を打ち上昇を始める'06九頭竜お約束の時間帯です!! 最後の気力を振り絞って頑張ってみました...。 快晴無風...。夏日を記録したこの日、気温も高く直射日光で素頭が熱くボーッっとし始めてます...。AM10:40...。いつものような時合いらしいはっきりした流れの変化も無く、ニゴラマスが一度だけライズしたっきり、コツもカツも無く僕の'06九頭竜はガッカリーナのまま終わりを告げたのです....。
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。。。っと思いきや 夕方5時前、九頭竜に再び立ち込む僕がいました...。いつもなら休日は午前中のみのフリータイムで午後からは、家族サービスに割り当てとなっておりまして...。おおよそ次のようにいつも過ごすことになるのですが...。
@エスキモーとランチ→A実咲(次女・小3)帰宅まで自宅待機→B実咲帰宅(約PM3:00)→C末娘ひらり(5歳・ライオン組)を保育園へママチャリでお父さんお迎え(約PM4:30終了)→D長女 歩夢(中1・デカイ)帰宅までその他を保育→E歩夢帰宅(約PM5:00)→FS.Cや本屋で時間をつぶしながら家族協議の上、外食先をケテーイ→Gココスで食事(約PM7:30ひらりの一声でケキョークいっつもここになりますorz...。)
が、しか〜し まだ諦めきれずにタックルを車から降ろさなかった僕の気持ちが天に届いたのか、逆転サヨナラのチャンスが訪れました!! EとFの間に急きょE'歩夢ピアノ(PM7:00過ぎまで)が入ってきたのです!!
いきなりPM5:00〜PM7:00までの2時間という いつもならあり得ない空白の時間が生じたわけです!!!
まさに晴天のへきれき!! これを逃す手はありません!!!
『も一回 川行こうかな...なんちって..ヘヘッ(^_^;)』 何気ない軽いノリを装いながら、蚊の鳴くような声でエスキモーに話を振ると、さすが長年連れ添った良妻賢母! 了承のコメントがキター━(゚∀゚)━!
『川行く? ( ´,_ゝ`)プッ 最後やし、いってきね! ひらり等は私みてるから...。でも私、車いるで送っていってあげっさ! どこ行く?』
....悩みました...。『夕方のラッシュ時に8号線を超えての上流狙いは、タイムロスが大杉のやかん...。かといって高屋橋は夏日だし暑杉...。JRか天池か中角かえち鉄下流右岸か...。 (-_-)oO』...大いに悩んだあげく中角橋下流左岸中州をウェーディングしながら、えち鉄下流左岸まで釣り下がることにしたわけです...。
再び九頭竜に立てる喜びを今日の当面のライバル&同志。愛知ドラちゃんに伝えると、彼は上流でヤマメしたあと『小僧ポイントにコソーリ張り付いて夕方のイブニングボイルを待っているとのこと...。
『小僧いいなー(´ρ`) 漏れなんか中角やざ...。』すると彼は 実は昨日、なんと中角橋水位計下流右岸のテトラで今シーズン4日ぶり2匹目となる60cm級をランディングし、堤防へ持って上がろうとした時に、すっころんで落っこといてまった愛知のスタメンがいたという、Xファイルをリークしてくれたのです!!!
『Xファイル!!キター━(゚∀゚)━!』 来てます!!来てます!! 一発逆転のドラマに向けて、面白いように流れがはまってきてます!!! まず通常ならあり得ない空白の時間がー━(゚∀゚)━!→そしてエスキモーの快諾ー━(゚∀゚)━!→さらに前向きのXファイルー━(゚∀゚)━! もうこれは来たなと確信しました!!!
気合いに充ち満ちて釣り開始!! 腰までウェーディングしながら、えち鉄上流付近の中州からじっくりと打ち上がって行くと....突然メールが! 『ドラちゃんがやったのか( ̄□ ̄;)!!?』と思い携帯を取り出し確認しると、差出人はあのS先輩...。ズルムケという造語の生みの親です!! 今年2月よりサクラ参戦! あまりのガッカリーナぶりに半月でとっとと引退を表明! 山女魚や虹鱒をいぢめて遊んでいた祟りではないと思うのですが、仕事ですっころんで名誉の負傷! 鎖骨を骨折ししばらく釣りのできない体に...。
最近やっと骨が大方ひっついたんで、今日も昼過ぎにドラちゃんを誘って本流ヤマメをいぢめに行ってヤパーリズルムケたとのこと...。用件は『えち鉄護岸で一緒に今日2回目のズルムケしょっさ。AM6:20集合(-_-#)』でした...。 先輩の命令ですから逆らうわけにはいきませんので とりあえず『はい。』と返信しましたが、悪いけど一緒にズルムケる気持ちは微塵も有りませんでした...。 それどころか待ち合わせの時間にまでに結果を出してしまおうと、さらに集中してキャスティングを繰り返しました...。
ふと見ると対岸の水位計下流に、例のひっくり返った某スタメンが昨日のリベンジを果たすべく、懸命に竿を振られる姿がありました...。いちお釣具店の僕はその邪魔にならないように、そこからは釣り上がるのを止めて流心近くまでウェーディングし、今度は対岸の川縁を叩きながら釣り下がりました...。
'06九頭竜の最終日...。日はかなり西に傾いて夕暮れ間近を伝えています...。静かにそして着実にカウントダウンが始まっていました。
ひととおり出そうな所を叩き終わったPM6:00頃...。『やっぱりダメだったか...。』と肩を落とし、浅瀬の倒木に腰掛けてドラちゃんに電話を入れてみました。
『あ、てんちょ? たった今サツキ釣ったざ!40cmはないけど。(^_^)v』
『いいなー(´ρ`) 漏れなんかなぁもないざ...。』 『サクラ諦めてトラン投げてトゥイッチかけまくってればサツキぐらい釣れるざ...。てんちょーは男らしくサクラ狙ってるんやろ?』
『うん、ミディアムディープの9cm付けてっざ。今からS先輩とえち鉄で待ち合わせやけど...。あ〜ぁ終わったかな...漏れ...。』 『てんちょ〜そんなことないって、そんなに頑張ってるんやで、なんかぜーったい夕方ドラマがあるやかんがしるざ!! 頑張って!』
ドラちゃんから励ましのお言葉を頂いたので、少し元気になりウェーディングしながら待ち合わせの場所へ向かいました。やや薄暗くなった空の下、驚くほど透き通った流れが、たおやかに僕を追い越して流れていきます...。
『まあ、精一杯やったし...。』美しい眺めと夕暮れを迎える静けさで落ち着きを取り戻した僕は、いつの間にか清々しいマターリとした気分になっていました...。 下流左手のえち鉄護岸にポツリと釣り人の姿が見えてきました。少し猫背っぽいリトリーブフォームは間違いなくS先輩です。こちらに顔を向けながらしなしなリールを巻いています。
まだ距離があるので表情は判りませんが、おそらくいつもの怪しげなあの笑顔で、ズルムケた僕をうれしそうに眺めているに違いありません...。 『クショー! 仲良く2回目のズルムケきぼん...? でも、まだわからんぞ! 漏れにはドラマがゼターイあるってXファイルその2があるんやでの...。』
夕方の一連のマンモスラッピーな流れ...!ドラちゃんのXファイルその2!!そして漏れにも勝るとも劣らない負のパワーをもつS先輩とのマッチアップ!!! 『勝つべくして勝つ!!! 漏れの'06九頭竜逆転サヨナラを見届けるのはS先輩!! あなただっつ!!! ( ゚∀゚)フハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ 』まるでK察に追いつめられたのに、余裕しゃくしゃくの二十面相ような不敵な自信が僕の中を支配してきました!!
S先輩の表情がなんとなくわかるくらいまで近づいてきました、やはり例の笑顔でこっちを見ているみたいです。『読みが甘いぜ...。先輩。』まさかこの僕がこれほどの自信と確信に満ち溢れていようとは想像すらしてないでしょう...。『フッフッフッフッフッ・・・( ̄ー ̄)』S先輩に負けじと同じ様な怪しい笑顔を造ろうとしたその時です!!!
『ズルぅ〜!!』いきなり足元の砂利が滑り、体がフワッと斜めに浮きました...。迂闊でした...。大胆不敵な自分に酔いしれていたため、橋桁の上流は普通に掘れていることをスカーリ忘れていたのです...。 ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノアワワ なんとか体勢を立て直そうともがきましたが、アリ地獄のような川底は崩れるばかりで捕らえられません...。なんとか振り向いて流れに逆らってジタバタしました。
そして溺れそうなスッポンみたいに首だけ延ばして暴れました...。口の中に'06ガッカリーナ九頭竜の水しぶきが飛び込んできました。 もう雪シロの味はしませんでした。・・・・・・・・・・・・・・・・10数秒後、上から下までズブ濡れで呆然と立ち尽くす黄色いオサーンがそこに いました...。
『(T▽T)ワハハハハハハハハハハ・・・。(T▽T)ワハハハハハハハハハハ・・・。(T▽T)ワハハハハハハハハハハ・・・。』
あまりにもいろいろなことが走馬燈のように頭を駆けめぐり、こらえきれない大笑いが暴発しました!!
『(T▽T)ワハハハハハハハハハハ・・・。(T▽T)ワハハハハハハハハハハ・・・。(T▽T)ワハハハハハハハハハハ・・・。』心配そうに駆けつけたS先輩の複雑な顔を眺めながら さらに笑い続けました...。あまりの大笑いに 近くにいた某メーカーの方々も駆け寄ってきてました...。
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'06ガッカリーナ九頭竜最終戦は確かに見事にオチのついたドラマでした。。。 ただドラマはドラマでもコメディー番組だったようでした...。
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胸に入れておいたケータイがシボーする前にエスキモーに迎えに来るように伝え、S先輩やメーカーの方に爽やかに挨拶をした僕は...静かに'06ガッカリーナから退場しました...。
別れ際にS先輩は『そこまで(おぜぇこと)は 俺でもできん。たいしたもんや...。器が違う...。(* ̄◇ ̄)//"" パチパチ 』と心から褒めてくださいました。
あとで伺った話ですと、独り えち鉄護岸に残されたS先輩は、そのあと鍛え抜いた自慢の腹筋が肉離れになるほど笑い転げて釣りにならなかったということでした...。
『さよならガッカリーナ...。』
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